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<title>明鏡止水</title>
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<description>本（今のとこ近代小説が多め）と映画のブログ。
ただいま働きマン１年生につき余裕なし。
コメント、ＴＢお気軽に。</description>
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<title>『ひめゆり』</title>
<description> 柴田昌平監督作品『ひめゆり』２００６年　日本２００７年６月１９日　ポレポレ東中野にて鑑賞荒筋：1945年、第二次世界大戦末期、沖縄では住民を巻き込んだ地上戦が展開された。15歳から19歳の女学生たち222名が急遽看護要員として動員された。のちに「ひめゆり学徒隊」と呼ばれるようになった少女たちである。彼女たちは赤十字の旗が立つ安全地帯へ配属されるものと思っていたが、そこは砲弾の飛び交う戦場だった。約三カ月の間
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/s-400himeyuri-poster001.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/s-400himeyuri-poster001.jpg" alt="s-400himeyuri-poster001.jpg" border="0"></a><br clear="all"><br />柴田昌平監督作品『ひめゆり』２００６年　日本<br />２００７年６月１９日　ポレポレ東中野にて鑑賞<br /><br />荒筋：<br /><font color="#3399FF">1945年、第二次世界大戦末期、沖縄では住民を巻き込んだ地上戦が展開された。15歳から19歳の女学生たち222名が急遽看護要員として動員された。のちに「ひめゆり学徒隊」と呼ばれるようになった少女たちである。彼女たちは赤十字の旗が立つ安全地帯へ配属されるものと思っていたが、そこは砲弾の飛び交う戦場だった。約三カ月の間に123名が戦死。生きのびた生徒たちの多くは、戦後長く沈黙を保っていた……。</font><br /><hr size="1"><br />見ようと思ったきっかけは、<br />・大好きな沖縄の映画である事<br />・Coccoが応援している事<br />この２つでした。<br />去年９月の沖縄旅行の際に、ひめゆりの塔へ行きました。隣接している資料館で、この『ひめゆり』にも使われているインタビュー映像が流されていました。ですので、聞き覚えのある話もいくつか。<br /><br />「映画作品」としてとらえると微妙な面も結構あると思います。<br />あまりに淡々としているし、画質も良くないし、見せ方もワンパターンだし、正直長いと感じます。<br />でも『ひめゆり』は、そういう事を超えた意義のある作品ではないでしょうか。<br />ひめゆりの資料館で流されている映像だとはいえ、あくまで一部だし、ひめゆりの資料館を訪れる機会の無い人だって日本には沢山居るわけで。もっと言うと、楽園・沖縄で、たった60数年前にこんな事があった事実を知らない人達だって居るわけで（わたしの世代が境界線かな、と個人的には思う）。<br />「知る」きっかけを与えるだけでも、大きな意味がある。<br /><br />わたしは当時のひめゆりの女の子達と世代が近いのもあってか、一人一人の話を聞く度に「もし自分だったら…」と考えたのですが、とてもじゃないけど、耐えられない。いや、もっと正確に言うのなら、想像の範疇を軽く超えている。<br />切断された手足を「普通に」捨てに行けるようになる感覚。<br />「僕は北海道の出身なんだ。戦争が終わって北海道に帰ったら、学生さんにすずらんの花を見せてあげたい」と言って息絶えた負傷兵。<br />重症患者の毒殺。<br />…きっと、わたしは真っ先に、気が狂うだろう。<br /><br />帰り道、友達と話してたのは、「戦争が起こらない世の中なら、こういう事実を知る必要は必ずしも無い。けど、起こり得る世の中だから、知るべき」という事。<br />宮本亜門がコメントで、あんなに必死に叫んでるのも理解できるのだ。彼の言葉は大袈裟ではない。<br />実際に、1984年に生まれたわたしでさえ、湾岸戦争とイラク戦争をリアルタイムで知っているのだ。<br />日本だって、いつどうなるかわからない。<br /><br />Coccoのおばあちゃんが「あんな辛い事、知らなくていい」と言って泣いた、という話を読んで、<br />『ひめゆり』のような映画が使命を終えたときが、本当に平和な世の中って言えるんじゃないかと思った。<br /> ]]>
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<dc:subject>映画（試写会・劇場）</dc:subject>
<dc:date>2007-06-30T11:42:23+09:00</dc:date>
<dc:creator>かのん</dc:creator>
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<title>『バルカン超特急』</title>
<description> アルフレッド・ヒッチコック監督作品『バルカン超特急』１９３８年　イギリス（Yahoo鑑賞）荒筋：東欧の架空の独裁国家パンドリカでの雪国観光からイギリスへの帰国途上の列車内で事件は起こる。アイリスと親交を深めていたイギリス女性ミス・フロイが、突然車中から消え、車内の人間全て（一部は面倒ごとに巻き込まれたくない理由で）初めからそんな女性は見なかったと口を揃えるが・・・ネタバレ注意。30分を過ぎたあたりから急
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/D111587509.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/D111587509.jpg" alt="D111587509.jpg" border="0"></a><br clear="all"><br />アルフレッド・ヒッチコック監督作品『バルカン超特急』１９３８年　イギリス<br />（Yahoo鑑賞）<br /><br />荒筋：<br /><font color="#333399">東欧の架空の独裁国家パンドリカでの雪国観光からイギリスへの帰国途上の列車内で事件は起こる。アイリスと親交を深めていたイギリス女性ミス・フロイが、突然車中から消え、車内の人間全て（一部は面倒ごとに巻き込まれたくない理由で）初めからそんな女性は見なかったと口を揃えるが・・・</font><br /><hr size="1"><br /><font color="#FF0000">ネタバレ注意。</font><br />30分を過ぎたあたりから急に面白くなってきます。<br />それまでは、ホテル内で謎の言語が飛び交ってる印象が強くて。苦笑<br /><br />どこにクライマックスが来るのかが全然わからないところが良いですね！（褒めています）<br />ノートPCの小さい画面でここまで前のめりに見られる事って、中々無いです。<br /><br />面白い、興味深いと思ったのは<br />・クリケット狂の二人が、最初のホテルの場面では中心人物っぽく扱われてるのに、汽車が走り出すと時計代わりになってるところ。<br />・ミス・フロイの代わりにアイリスが危害を加えられる事。少なくともここからお茶飲むあたりまでは、ミス・フロイが怪しいなんて気づけないです。<br />・パンドリカ語（架空）の字幕を一切入れないところ。今じゃ普通の手法なのかもしれないけど、感情移入させるのには凄く効果的ですよね、これ。<br />・アイリスとギルバートで倉庫をうろうろするシーンは『サイコ』を思い出してしまって、また何か出てくるのかと思ってびくびくしてしまった。兎が超可愛かったです。<br />・ハーツ医師が「薬を飲ませた」と言った途端、すぐに倒れてしまうアイリス。ギルバートも眠りかけました。実は薬なんか入ってなかったのにね。想像妊娠みたいなもんだ。人間の思い込みって凄いですね。<br />・白いハンカチを持って出て行った紳士が殺されてしまう=平和主義は無駄というメッセージ。パンドリカは仮想ナチスドイツ？また、「同じ英国人」という台詞が何回も使われてるあたり、完全なる島国日本で暮らしてる我々とは感覚が違うんだなーと。これは他の映画を観ても良く考えます。<br />・アイリスはとても勇敢に見えるけどたまにヘタレなところが可愛い。<br />・あのエンディングは上手いしお洒落だなー。ピアノの音が聞こえて来るまでに、とってつけたような間が一切無いのも（←これ、作品全体に言える事かも）気持ちいい。<br /><br />映画を観ていて、少し曖昧だと思う部分もあったけど、それは時代背景がわかれば済む問題っぽいです。<br />ミステリーとロマンスと時事問題と、97分に凝縮してしまうヒッチコックは、やっぱり凄いや。<br />次は『白い恐怖』が観たいです。<br /> ]]>
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<dc:subject>映画（DVD・TV）</dc:subject>
<dc:date>2007-06-10T15:46:18+09:00</dc:date>
<dc:creator>かのん</dc:creator>
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<title>太宰治『津軽』</title>
<description> 太宰治『津軽』（昭和２６年、新潮文庫）荒筋：「私は津軽に生れ、津軽に育ちながら、今日まで、ほとんど津軽の土地を知っていなかった」。戦時下の1944年5月、太宰治は3週間かけて初めて津軽地方を一周。郷里の風土や歴史、自らにも流れる津軽人気質に驚嘆、慨嘆、感嘆の旅は、やがてその秘められた目的地へと向かう。ユーモアに満ちたふるさと再発見の書。 とても面白かったです。読後感が良い。わたしも実家が田舎の山奥なので
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/18646947.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/18646947.jpg" alt="18646947.jpg" border="0"></a><br clear="all"><br />太宰治『津軽』（昭和２６年、新潮文庫）<br /><br />荒筋：<br />「私は津軽に生れ、津軽に育ちながら、今日まで、ほとんど津軽の土地を知っていなかった」。戦時下の1944年5月、太宰治は3週間かけて初めて津軽地方を一周。郷里の風土や歴史、自らにも流れる津軽人気質に驚嘆、慨嘆、感嘆の旅は、やがてその秘められた目的地へと向かう。ユーモアに満ちたふるさと再発見の書。 <br /><hr size="1"><br />とても面白かったです。読後感が良い。<br />わたしも実家が田舎の山奥なので、共感するところが多かったです。<br />実家に行くのが微妙に気まずいところとか、中央線くんだりでぐだぐだ生活しているところとか、太宰と一緒です（笑）<br />良くも悪くも「田舎」ってのはその土地の持つ個性なんです。その個性を貶すべきか褒めるべきか、っていう微妙な感覚は、きっと都会に生を受けた人だとわからないかもしれませんね。<br />自分もこんな風に旅してみたくなりました。<br />紀行文的でもあるので、旅のお供に最適な一冊。<br />風景描写が美しいんですよ。<br /><br />随所に津軽に関する史料文を挟みながら（ページ稼ぎかなぁと思ってしまったのはまぁご愛嬌）、太宰は旧友と共に旅をして行きます。あまりに素直に楽しんでて面食らいました。井伏鱒二あたりに対するあの突っかかり様とは全然違います。<br />酒呑む度に「この世に酒が無かったらちょっとはまともだったかも…」みたいな事言ってるのが超笑えます。わたしも女子の中では酒飲みの部類に入るので、多少気持ちが分かります。もしわたしが甘いカクテルしか呑めなかったら…みたいな詮無い事を思ってみたり。無理だな。<br /><br />読後感が良いと前述したのですが、結びの文章を引用してみましょう。<br /><font color="#66FF33">「私は虚飾を行はなかつた。読者をだましはしなかつた。さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行かう。絶望するな。では、失敬。」</font><br />なんか太宰じゃ無いみたいですよね。<br />『津軽』を書いた昭和19年は、太宰が最も健康的に過ごせた時期だったそうです。<br />乳母の「たけ」に会った事で、自分のアイデンティティを再確認出来たのかもしれない。自分は「たけ」の子供で、だからこそ実の親兄弟には無い粗野なところがある。今まで感じてきた引け目みたいなものも少しは軽減出来たのかも知れません。<br /><br />『斜陽』、『人間失格』のイメージが強すぎて太宰は苦手だ、という人でも、『津軽』は普通に読めるんじゃないでしょうか。<br />太宰にもこんな時期があったんですね。 ]]>
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<dc:subject>本（近代・近現代文学）</dc:subject>
<dc:date>2007-06-10T13:06:55+09:00</dc:date>
<dc:creator>かのん</dc:creator>
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<title>坂口安吾『桜の森の満開の下』</title>
<description> 坂口安吾『桜の森の満開の下』（１９８９年、講談社文芸文庫）荒筋もとい内容なぜ、それが“物語・歴史”だったのだろうか―。おのれの胸にある磊塊を、全き孤独の奥底で果然と破砕し、みずからがみずから火をおこし、みずからの光を掲げる。人生的・文学的苦闘の中から、凛然として屹立する、“大いなる野性”坂口安吾の“物語・歴史小説世界”。 えーと、読むのが大変難しかったです。坂口安吾、好きなんだけど、そして難解な表現を使っ
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/06196042.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/06196042.jpg" alt="06196042.jpg" border="0"></a><br clear="all"><br />坂口安吾『桜の森の満開の下』（１９８９年、講談社文芸文庫）<br /><br />荒筋もとい内容<br /><font color="#CCCCFF">なぜ、それが“物語・歴史”だったのだろうか―。おのれの胸にある磊塊を、全き孤独の奥底で果然と破砕し、みずからがみずから火をおこし、みずからの光を掲げる。人生的・文学的苦闘の中から、凛然として屹立する、“大いなる野性”坂口安吾の“物語・歴史小説世界”。 </font><br /><hr size="1"><br />えーと、読むのが大変難しかったです。<br />坂口安吾、好きなんだけど、そして難解な表現を使ってるわけでも無いんだけど、さらさらっと読むと大切な部分を読み逃してしまうんです。<br />本当は一篇ずつ感想を書こうとしてたのですが、物凄く行き詰ってしました。<br />というのも、この短編集は１３の作品が収められているのですが、６作目の表題作「桜の森の満開の下」の前の５作品が、自分にとってはとても読みにくく、感想が出なかったのです。<br />なんかこの人、<font color="#3399FF">戦前と戦後で作風が何か、違う</font>ように感じられるのは自分だけなんでしょうか…。<br />戦後の作品の方が、作者の意志や立場がはっきりしていて、開き直っている印象を受けるんです。故にわかりやすい。<br />わたしは安吾の研究をしていたわけでも何でも無いのでこういう事いうのはおこがましいんですけど。<br /><br />「桜の森の満開の下」は凄い話でしたね。<br />桜を見て思い出すのは、今までは梶井基次郎の「桜の樹の下には」だったけれど、これからは屍体だけではなく鬼も思い出しそうです。<br />思えば、「桜の森の満開の下」、「小さな部屋」、「禅僧」、「夜長姫と耳男」、と、ぶっとんだ女性たちが多く登場します。<br />でも彼女達は皆無邪気なんですよ。特に「夜長姫と耳男」のヒメなんて、血だらけで笑ってる表情がありありと目に浮かぶんですよ。決してホラーじゃない、日本特有の湿気のある狂気。想像力が豊か過ぎると、頭おかしくなりそうです。<br /><br />「二流の人」、「梟雄」は戦国時代ものですね。黒田如水と斉藤道三ってセレクトにマニア臭さを感じてしまうのは自分だけではない筈。（道鏡のセレクトも）<br />どちらも安吾節炸裂で、難しいけれど読みやすかったです。安吾の文章って、口に出して読んでみても、目で追うだけでも、独特のリズムがあって楽しいです。<br /><br />『安吾史譚』所収の「頼朝」を卒論で扱った自分は、「家康」はとても興味深く読めました。<br />やっぱり安吾は頼朝の事結構買ってるんだなぁ。<br /><br />非常に書き散らした感がありありですが、こんなところです。<br />安吾は評論の方が読みやすい…。 ]]>
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<dc:subject>本（近代・近現代文学）</dc:subject>
<dc:date>2007-06-09T16:34:38+09:00</dc:date>
<dc:creator>かのん</dc:creator>
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<title>『プルートで朝食を』</title>
<description> ニール・ジョーダン監督作品『プルートで朝食を』アイルランド・イギリス　２００５年（DVD鑑賞）荒筋：アイルランドの小さな町に生まれた赤ん坊パトリック。生みの親は彼を教会の前に置き去りにして行方をくらましパトリックは近所に住むブレイデン家の養子として育てられる。幼い頃から綺麗なドレスやお化粧に興味を示し周囲からは変わり者のレッテルを貼られてしまう。やがて自らをキトゥンと名乗り美麗な青年へと成長した彼は
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/dfcd13d7-s.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-30.fc2.com/m/k/s/mksskh/dfcd13d7-s.jpg" alt="dfcd13d7-s.jpg" border="0"></a><br clear="all"><br />ニール・ジョーダン監督作品『プルートで朝食を』アイルランド・イギリス　２００５年<br />（DVD鑑賞）<br /><br />荒筋：<br /><font color="#FF33CC">アイルランドの小さな町に生まれた赤ん坊パトリック。生みの親は彼を教会の前に置き去りにして行方をくらましパトリックは近所に住むブレイデン家の養子として育てられる。幼い頃から綺麗なドレスやお化粧に興味を示し周囲からは変わり者のレッテルを貼られてしまう。やがて自らをキトゥンと名乗り美麗な青年へと成長した彼は居心地の悪い田舎町を飛び出し実の母を探してロンドンへと向かうのだったが・・・。 </font><br /><hr size="1"><br />友達が良いと言っていたのと、『麦の穂をゆらす風』を観てキリアン・マーフィー凄っと思ったので、観てみる事に。<br />全然違うんだけど、昨日観た『ワンダフルライフ』と根本が似ているというか、元気をもらえる映画でした。<br /><br />キリアン・マーフィーは宣伝よりも全体的に男らしいです。基本的に女顔とは言えないですよね。でも、所作や表情を本当に頑張っていたと思う！チャーリーなど、女の子と話しているときの表情が、OLっぽいんですよ。よく着ていた蛇柄のトレンチコートが似合いすぎでした。ウエストラインとか超美しかった。キャバ？に勤め始めてからの美しさは反則ですね。確かにサッチャーより綺麗だ間違い無い。<br /><br />こういう題材って、欝っぽくしようと思えばいくらでも欝っぽく出来るし、その方が作るのも簡単かも知れない。<br />でもこの映画は結構明るい。IRAの事はあるけど。寧ろ明るさを描く事で悲しい面も同時に描いてるというか。<br />「人生、物語にでもしなきゃやってられない」って台詞は成程なーと思ってしまいました。だってわたしも、骨折った事、ネタにしなきゃやってられませんもん。でもこれって女子的な発想だよなぁ。<br />キトゥンの凄いところは自分自身をきちんと客観視して認めて、自分らしく生きているところ。最初の段階で女な自分を認めちゃってるのが凄いなぁと思って。だからこそ旅の最中で大変な目にも遭うんだけど、自分自身を認めない辛さよりはそっちの方がましなんだろうなぁと考えた。<br />でも、妊娠してるPhantom lady＝母親に「次は女の子を」と伝えるところは可哀相だったな…<br /><br />あと音楽が良かったですね。センス良い。バンドでやったらかっこいいだろうなぁ（すぐそれだよ…）。<br />キリアン・マーフィーがインタビューで話してたように（しかしあのインタビューは呆気無い位激短だった…レンタルだからとか？まさかなぁ）、あの色彩と音楽によってかなり入り込めるんですよ。<br /><br /><font color="#33CCFF">つまるところ、女子映画なんですよね。</font><br />日本より外国の方が、女子映画つくるの上手ですよね。<br />もう少し神父様の出番が多くても良かったかなとは思いますが、観て良かったです！ ]]>
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<dc:subject>映画（DVD・TV）</dc:subject>
<dc:date>2007-06-08T17:08:55+09:00</dc:date>
<dc:creator>かのん</dc:creator>
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