2005.09.11(Sun)

文庫裏表紙より:
「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」小林先生のこの言葉は、トットちゃんの心の中に、大いなる自信をあたえてくれました。
トモエ学園の、子供たちの心をつかんだユニーク教育の実際と、そこに学ぶ子どもたちのすがたを描いた感動の名作「窓ぎわのトットちゃん」を子どもたち自身におくります。この本に出会ったのは、恐らく小4〜5あたりかと思います。はっきり覚えてないけど絶対小学生。だから講談社文庫じゃなくて、講談社青い鳥文庫(笑)。
何回も読み返しました。今も大好きな本の一つです。
トモエ学園、いいなぁ。行きたい。
海のものと山のものをそろえて、皆で食べるお弁当とか、
電車の校舎とか、時間割は一応あるけど順序を自分で決めて、全部終わったら自分の好きな勉強していいとか、
ユニークな種目が沢山あって父兄全面参加型で賞品は野菜の運動会とか、
こんな学校あったら楽しいだろうなぁ、と読む度思っていました。
食べるシーンが結構あるんですが、やたら美味しそうに感じられました。
トットちゃんは決して優秀な生徒ではなかったけど、毎日楽しそうで、お父さんもお母さんも素敵な人で、羨ましかった。
トットちゃんの年齢を優に超えてしまった今、あたしは塾講師のバイトをしています。今年で3年目。そこで教育について色々考える機会があり、就職活動を目前に控え、民間教育機関への就職も視野に入れています。
色々生徒とも話すのですが、聞いてて思うのは、今の子どもたちは夢が無いなぁ、という事。
高校入ったばかりの子が「俺フリーターでいいや」って平然と話すんですよ。
フリーターでいいなら今すぐ高校やめちまえボケ!とか思いますけど正直、何故そんなふうに思うのかという問いに答えるのは中々難しい。
「生徒の長所を伸ばす」事に重点が置かれた教育をすれば、きっと子どもたちはそれぞれの夢を持てると思うんですよ。
現代の日本の学校をトモエのようにするのは難しい事だとは思います。
でも、小林先生の考え方を基に、近づけたり応用したりする事はできる。
トットちゃんに起こる出来事は、楽しい事ばかりではありません。
戦争や、友達の死。戦争は勿論あってはならない事ですが、身近な人の死、これは誰もが経験していく事です。
辛い事ではありますが、死は避けられないもの。死の悲しみを体験し理解する事は人間の成長には不可欠な事です。
こどもの育つ環境って、本当に大事だと思う。現在の黒柳徹子氏を見れば、何となくわかる。
「人が死ぬ」事を知らない現代のこどもたちに読んでほしい本です。勿論大人にも。
明日から4日間、軽井沢に旅立ちます。サークルの合宿で。
あっちではそんなに忙しくないので、映画は更新できるかと。本も2冊くらい持っていきますが多分読まないだろうな(そんな)。
まだ全然準備してないや…(汗)。
>EntryTime at 2005/09/11 19:09<