2005.11.30(Wed)

ジョン・ファブロー監督作品『ザスーラ』2005年 アメリカ
2005年11月30日 中野サンプラザにて鑑賞(試写会)
荒筋:
パパにも兄のウォルターにも遊んでもらえず、退屈気味のダニー。
そんな彼が、地下室で古いボード・ゲーム「ザスーラ」を発見。
彼がルールも読まずにルーレットを回すと、1枚のカードが飛び出てきた。
ダニーに代わり、ウォルターがカードを呼んだ次の瞬間、天井の上から隕石の嵐が…
そして、隕石が止んだふたりの家は、既に宇宙空間を漂っていた。
公開前ですけどネタバレします。結論から言うと期待以上でした。
何がそう思わせたのかというと、設定や全体の構成が結構しっかりしていた事でしょうか。
チラシをざっと見た感じだと、小学生の男の子が好きそうな映画という印象でした。主人公の年齢設定もそうだし。
この映画には大きなテーマが二つあって、一つは勿論宇宙でのアドベンチャー、もう一つが兄弟愛なんです。兄弟愛は、まぁよかったんだけど…。
主人公の兄弟は初めは凄く仲が悪いです。どっちもどっちなんだけど、やりすぎじゃんってくらい罵り合っている。普通の兄弟ってどこもあんなもんなんですかね?自分一人っ子なので、全くイメージがわきません。
それが、ゲームの最中に出会った宇宙飛行士によって変わっていく。
この宇宙飛行士が、実は未来の兄の姿なんです。未来の兄は、15年前のゲームの最中に自ら弟を消してしまった事で、15年間宇宙にとどまっている。
ここがいまいち腑に落ちなかったんだよ。結局兄弟揃って地球に帰れたのに、何故あの宇宙飛行士が未来の兄なのか。矛盾じゃないですか?
時間のパラドックスに反してはいないでしょうか。過去→未来という流れはあっても未来→過去に何か影響を及ぼしてしまった場合必然的に過去も変らなければならない。こんな未来も有り得るんだよ、こんな未来になったら駄目だよ、という事なのかもしれませんが、大人の観客はこの矛盾、苦笑するだろうなぁ。
あとは特に悪い所なし。観客を引き込む力のある映画です。映像もいいし。『アイランド』観た時も思ったんですが、アメリカって本当映画に金かけてるよな…。
宇宙飛行士に惚れてしまう、兄弟のお姉ちゃんのキャラが良かったです。可愛いし(Avril Lavigneにちょっと似てる)。
お兄ちゃん役の子、何処かで見た事ある気がする。
間違いなくファミリー向け映画ではあります。
12月10日から公開です。
>EntryTime at 2005/11/30 23:38<