2007.06.08(Fri)

ニール・ジョーダン監督作品『プルートで朝食を』アイルランド・イギリス 2005年
(DVD鑑賞)
荒筋:
アイルランドの小さな町に生まれた赤ん坊パトリック。生みの親は彼を教会の前に置き去りにして行方をくらましパトリックは近所に住むブレイデン家の養子として育てられる。幼い頃から綺麗なドレスやお化粧に興味を示し周囲からは変わり者のレッテルを貼られてしまう。やがて自らをキトゥンと名乗り美麗な青年へと成長した彼は居心地の悪い田舎町を飛び出し実の母を探してロンドンへと向かうのだったが・・・。
友達が良いと言っていたのと、『麦の穂をゆらす風』を観てキリアン・マーフィー凄っと思ったので、観てみる事に。
全然違うんだけど、昨日観た『ワンダフルライフ』と根本が似ているというか、元気をもらえる映画でした。
キリアン・マーフィーは宣伝よりも全体的に男らしいです。基本的に女顔とは言えないですよね。でも、所作や表情を本当に頑張っていたと思う!チャーリーなど、女の子と話しているときの表情が、OLっぽいんですよ。よく着ていた蛇柄のトレンチコートが似合いすぎでした。ウエストラインとか超美しかった。キャバ?に勤め始めてからの美しさは反則ですね。確かにサッチャーより綺麗だ間違い無い。
こういう題材って、欝っぽくしようと思えばいくらでも欝っぽく出来るし、その方が作るのも簡単かも知れない。
でもこの映画は結構明るい。IRAの事はあるけど。寧ろ明るさを描く事で悲しい面も同時に描いてるというか。
「人生、物語にでもしなきゃやってられない」って台詞は成程なーと思ってしまいました。だってわたしも、骨折った事、ネタにしなきゃやってられませんもん。でもこれって女子的な発想だよなぁ。
キトゥンの凄いところは自分自身をきちんと客観視して認めて、自分らしく生きているところ。最初の段階で女な自分を認めちゃってるのが凄いなぁと思って。だからこそ旅の最中で大変な目にも遭うんだけど、自分自身を認めない辛さよりはそっちの方がましなんだろうなぁと考えた。
でも、妊娠してるPhantom lady=母親に「次は女の子を」と伝えるところは可哀相だったな…
あと音楽が良かったですね。センス良い。バンドでやったらかっこいいだろうなぁ(すぐそれだよ…)。
キリアン・マーフィーがインタビューで話してたように(しかしあのインタビューは呆気無い位激短だった…レンタルだからとか?まさかなぁ)、あの色彩と音楽によってかなり入り込めるんですよ。
つまるところ、女子映画なんですよね。日本より外国の方が、女子映画つくるの上手ですよね。
もう少し神父様の出番が多くても良かったかなとは思いますが、観て良かったです!
>EntryTime at 2007/06/08 17:08<