2006.01.11(Wed)

ロマン・ポランスキー監督作品『オリバー・ツイスト』2005年 イギリス
2006年1月11日 東京厚生年金会館にて鑑賞(試写会)
荒筋:
19世紀の英国。救貧院に連れて来られた、オリバー・ツイストは、粗末な食事に腹をすかせた孤児を代表してお粥のおかわりを要求し、追放処分になる。一旦は葬儀屋に奉公するが、不当な仕打ちに耐え切れず逃げ出してしまう。行く当てもない天涯孤独な身の上では、目の前に延びる街道を遥かロンドンまで、目指すしかなかった。7日間歩き通して、大都会に辿り着いたオリバーは、スリの少年に拾われ、食事と寝床にありつけるからとフェイギンという男に引き合わされる。
ネタバレします(公開は1/28~)。『戦場のピアニスト』(ポーランド=フランス、2002年)のスタッフによる作品です。
数々の賞を受賞したあの作品で、監督の名前を知った人も多いと思います。
あの作品が好きな人の期待は裏切らない作品でしょう。
『戦場のピアニスト』、確かに凄い作品ではあると思うけどあの主人公があまり好きになれなくて微妙だったのですが、『オリバー・ツイスト』の主人公はとても魅力的でした。
万人にお薦めできる作品です。恐らく原作がとても良いのだと思います。
登場人物一人一人の書き込みがしっかりしている。観終わってすぐに原作読みたくなってしまいました。
ハッピーエンドではあるけど全てがハッピーに終わる訳ではない。
オリバーを助けた人が死んでしまったり、一番の悪役は生前オリバーに自ら話して脅してた「絞首刑」で自ら死ぬし。いい話でもダークな面も無いと物語が深まらないと思うので、必要です、こういうの。
あと、無駄な台詞が少ないなと感じました。
主人公オリバー・ツイスト役のバーニー・クラークは大抜擢という事ですが、この子の表情がいいんですよね。つい目がいってしまう感じ。
彼の表情を最大限に生かせてる脚本だと思います。
フェイギンに拾われるまで救貧院→葬儀屋奉公→7日間歩き通しという過酷な状況で散々酷い目にあってきたオリバーは確かに愛には飢えているんですが、それが悪い方向に行かないんです。有難うとごめんなさいが言える子。見ててわかるんです、それが。涙が全く媚に見えない。
原作を読んでいないので解りませんが、話の展開としても無理があるところは感じませんでした。変にはしょった感はなし。
予告編やチラシを見た時から思ってたのですが、画全体の色味は『戦場のピアニスト』とよく似ています。常にカーキ、グレー、ブラウン系です。
女性の服が凄く可愛かった。ロングスカート好きにはたまりません。
あとセットがとにかく凄いので、観る際は是非注目して欲しいです。大画面で観るべき。CGはもしかしたら皆無かもしれない。
キャストに関して。
オリバー・ツイストは勿論凄く可愛いです。客席でも、「可愛い!泣いても何してても可愛い!」と言ってる女の人がいっぱい居ました。笑
でもあたしはオリバー・ツイストよりも、行き倒れてたオリバーを拾ったスリの少年・ドジャーを推します!!画像の右側の子。可愛いというか、大人になったら絶対いい男になる、と確信しました(何)。
ベン・キングズレーの熱演も注目して頂きたい。錯乱してるとこ凄かった。
明日は
『タブロイド』全く情報知らないのですが、さてどう出るか。
>EntryTime at 2006/01/11 23:35<